自宅でできるロゼワインの作り方

ソムリエ小噺

自宅でできるロゼワインの作り方

それは赤ワインと白ワインを混ぜることです!

しかしただ適当に混ぜるだけではおいしいロゼワインになりません

ポイントは

同じワイナリーの同じくらいの値段の赤ワインと白ワインを混ぜるということです

基本的には白ワイン:赤ワインを7:3くらいでブレンドするのがおススメです

料理の内容や好みの味わいがあればそれに合わせて適当にブレンドすれば大丈夫です

同じワイナリーの同じくらいの値段のワインを使う理由

①ブドウの土壌が同じ テロワール

同じワイナリーで作られたワインは同じ土壌で育ったブドウを使用してます

ワインだけでなく果物や野菜の味わいというのは育った土壌の味が見事に反映されます。

特にワインにおいてはブドウの品種が違っても共通の味わいや香りが反映されます(テロワールの考え方ですね)

同じ土壌から生まれたワインはそれだけで共通した味わいや香りを持つのでブレンドしたときにもケンカすることないんです

②購買層が同じ シチュエーション

同じくらいの値段のものは購買層が同じです

ワイナリー側は飲み手のシチュエーションを想像してワインを作ります。同じくらいの値段の同じシリーズの商品なら製造過程も共通することが多くなってきます。

仕上げに使う樽なども同じものを使ったりと味わいのベクトルを統一させていきますので相性がよくなるんです

世界のロゼワイン事情

なじみのワインショップで持参した容器に量り売りの赤、白ワインをそれぞれ好みのブレンドにして持ち帰る

ヨーロッパで日常的にワインを飲む習慣がある人たちはじつはこれを自然にやってます

お店によっておすすめのブレンドなんてものがある場合もあります

日本ではまだまだな印象がありますが、ロゼワインは世界的にはトレンドの一つです。

世界中のロゼワイン消費量は、スティルワイン全体の消費量がほぼ一定の中、2002年から2015年で30%も増えているんです

ワイン消費量世界1位のフランスでは、実は白ワインよりもロゼワインの方が売れているんです


まとめ

自宅でブレンドしたロゼワインなら料理によって比率を変えたり、飲み進めるうちに段々と赤ワインを増やして濃くしていくといったこともできます

同じラベルやシリーズの手頃な価格の赤白ワインを見つけたら試してみてください

ロゼワインの魅力は何といってもカジュアルさです お好みのブレンドをぜひ見つけてください

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